はじめての転職活動を終えて

はじめての転職活動が無事に終わったので、転職活動の流れや考えたことをまとめておこうと思います。

転職活動を始めたきっかけ

新卒で入社した今の会社で1年以上継続してアサインされていた受託案件がまだ続きそうで、リリース後も保守フェーズにアサインされることが予測でき、自分の身につけたいスキルと今の職場で身につけることのできるスキルセットが乖離していく一方だから、というのが転職活動を考え始めたきっかけです。
今の自分の興味はモダンフロントエンドにあります。
Twitterのフロントエンドエンジニアの方々はみんなVue/Reactをかいていて、フロントエンドエンジニアなのにサーバーサイドのテンプレートエンジン + Vanilla JSしか業務経験がないことに対して相当な焦りを感じており、仕事でレガシーフロントエンドを触り続けるのが日々苦痛に感じるようになってしまいました。
また受託の案件で、あまり意味を感じないドキュメントの作成に多くの時間を取られたり、ソースコードそのものの品質を上げるためのアクションを行うことなく、テストで品質を担保しようとする(人的リソースを投入して解決しようとする)姿勢が自分には合わないなと感じました。
他には、明らかに違和感のあるUIを「設計書通り」だからでそのまま放っておかなければいけないとか、エンジニアとして自分のやっていることに自信を持てなくなりそうな場面があったのもストレスを感じていた点です。
自分がエンジニアとして働いていく中で大切にしていきたい価値観として、「自分が作ったものに責任と自信を持って仕事をしたい」という思いがあります。
新卒エンジニアとして2年弱働いて、開発に対する自分の心持ちがある程度まとまってきた結果、今の会社のやり方では自分が楽しく働けないなと思いました。

転職活動の方法

Wantedlyと、転職エージェントを併用しました。
メインはWantedlyで、転職エージェントはwebに公開されてない求人を知るために使用していました。
Wantedlyで自分が働きたいと思える環境を提供してくれそうな企業に3社ほど応募しました。
転職エージェント経由では2社応募しました。
あとはGitHub Pagesに職務経歴を公開したり、この技術ブログをアウトプットの例としてWantedlyのプロフィールに載せたりしました。
この辺はエンジニアならやってる人多そうですね。他に特別なことはしてないです。

転職活動の結果

Wantedlyで応募した2社から内定をいただき、以下の「会社を選ぶ上で重視したこと」によりマッチする会社に転職することとなりました。

会社を選ぶ上でで重視したこと

以下を重視しました。

  • 事業に納得感が持てること
  • 楽しく働けそうなこと


新卒で入社した会社(現職)は、なんの技術もなかった学生時代にアパレルが好きだからという理由だけで選びました。
アパレルECに関するシステム全般をサービスとして提供している会社だったため、アパレルが好きだった自分にはとてもマッチしていたと思います。
実際に2年弱働いてみて、アパレルECに関する仕事に取り組むのはモチベーションの面ですごく良かったです。
入社当時は本当になんのスキルもありませんでしたが、アパレルブランドのECサイトを作れるというモチベーションのおかげで技術の勉強に熱意を持って取り組めました。
あと、自分の好きなブランドの開発に携われることもあったし、仕事のおかげで好きなブランドが増えたりもしました。
これは、アパレルが好きな自分が「事業」という観点を重視して就職先を選択したため得られた利点だと思います。
この経験から、自分が転職先を考える上で「事業への納得感」は重要だと考えました。

もうひとつ、自分が「楽しく働く」には以下の3点が重要だと思っています。

  • 自分が関わるプロダクトに自信と責任を持って開発できること
  • エンジニアとして求められる成果物のハードルが低すぎないこと
  • 生活する上でそんなに我慢することなく暮らせるだけのお金がもらえること


自分が関わるプロダクトに自信と責任を持って開発できること

受託開発であるあるなパターンではないかと思うのですが、個人的に嫌なのが「要件一覧・設計書に記載がないのでできません」とお客さんとの間に壁をつくってしまうパターンです。
契約の都合とかお金の話があると思うので仕方ないこともあると思うのですが、個人の感想としては、もっとお客さんと近い距離で仕事したいなと思います。
お客さんとの間に壁を作ってしまうと、「こうしたほうがもっとよくないですか?」みたいな提案もしにくくなるし、言った言ってないみたいな責任のなすりつけあいみたいになっていきます。
そんな状態でいいものが作れるとは思えないです。
簡単にまとめると、受託で言われた通りの機能をただ作るだけではなく、自分たちのプロダクトをエンジニアとして裁量をもって改善していけるような環境で働きたい、という感じです。
自分たちが開発しているものをより良くしていこうという気持ちで仕事ができれば、自分が手掛けたものに自信と責任を持つことができると考えています。

エンジニアとして求められる生産性のハードルが低すぎないこと

設計書に書いてある機能を実装するだけ、ではなくその機能がどんな課題を解決するのか・なぜ求められているのかを理解した上で要件や仕様から考えて、実装して実現することのできるエンジニアになりたいです。
また、スモールチームで力を発揮できるようになりたくて、そういうエンジニアになるためには個人に求められる生産性が、自分の持つ能力でギリギリ実現できるかどうか、くらいの環境で働くことが必要だと思っています。

生活する上でそんなに我慢することなく暮らせるだけのお金がもらえること

立地がいい1LDK以上の家に住めて、ジムに通えて、たまに贅沢して良いメシが食べれて、節約とか考えなくてもよくて、好きな服をシーズンごとに買えて、年に数回は旅行に行けて、それでもちょっと余りそう、くらいのお金を貰えると嬉しいです。

次の職場はこの3つを満たしているので、とても楽しく働けそうです。

転職先での使用技術

ReactとTypeScriptでフロントエンドをやります。
業務ではレガシーフロントエンド(Laravel)の経験しかないので、仕事でモダンフロントエンドをやれるのはとても嬉しいです。
スモールチームなので、フロントエンドだけでなく、バックエンドをやる機会もありそうです。
現状フロントエンドの知識しかないので、バックエンドの知見も広めていきたいです。
あと、今年はせっかくAWS勉強してソリューションアーキテクトを取ったりしたのでそれも活かせればいいなと思います。

今後のキャリアプラン

5年後までに、チームをリードできるエンジニアを目指します。
自分のことだけでなくチーム全体を俯瞰して見ることができて、チームの生産性を高めていくためのアクションを起こせるようになっていきたいです。
そのために、今はとにかく技術を磨くこと・品質の高いソフトウェアを作るために必要な知見を貯めることに集中する時期だと考えています。
10年後はまだ見えてないです。けどコードを書くことは続けていたいなとは思います。

感想

受託での大規模フロントエンドはマジで地獄だからできれば二度とやりたくないというのを書こうとしたらネガティブな文章で溢れてしまったので消しました。
年内に、自分が満足できる形で転職活動を終えることができてよかったです。年明けから自分が望む環境で働けると思うととてもワクワクします。
業務経験が浅くても、日々のアウトプットを継続していればそれを評価してくれる企業はきっとあります。
自分みたいに、何もスキルがない状態で1~2年エンジニアとして仕事をしてきて、そろそろ次のステップに…と考えている方の参考になれば幸いです。